都電荒川線の魅力 東京なのにローカル感

9000系

東京の路線では、新しくてきれいな電車が過密ダイヤで絶え間なく走り続けています。山手線・中央線・京浜東北線、JRだけにとどまらず私鉄や地下鉄も縦横無尽に張り巡らされており、少し歩けば駅があるという環境です。

車両も10両以上の編成でなが~いです。最後尾の車両に乗り、カーブを曲がるときには先頭車両が見える時がありますが、これはこれで何でかわかりませんがワクワクするのです。

かわいい1両

7000系

そんな中東京都内で路面を走ったり1両という最小単位で運行をしているのが都電荒川線です。やたら長い編成を見慣れているととてもかわいく感じ、癒されます。

高架でも地下でもなく、地面をガタンゴトンと音を立てて走っているんです。私は沿線にある坂の上に部屋を借り、そこに住んでいたことがあります。するとその坂を「グオォォォォォ」と唸り声をあげるかのように音を立てて走って行くのが聞こえます。

普通だったら「うるさいな」と思うでしょうね(笑)。実際他の路線だったらうるささに嫌気がさして引っ越してたと思います。でもなんだか「健気だな、頑張れ」と思っている自分がいました。

今は都内を離れてしまいましたがたまに「あの音が聞きたい」と思う時があります。自分だけの良い思い出です。

地域密着の魅力

8800系

次の魅力は「沿線地域に密着した路線」だという事です。高架化したり地下化したりする現在ですがこの路線は文字通り地面に密着しています。確かに線路を渡らなければいけないことは少し不便かもしれません。

でもこうして高架化・地下化しないからこそコンクリートの柱や壁が出来ず、風情ある姿を維持できていることも魅力だと考えています。8800系の写真を載せましたが沿線にはバラがずらっと並べて植えてあります。これらのバラは春と秋に綺麗な花を咲かせ、近所の人の目を楽しませてくれるのです。

このバラたちの世話も、地元の人たちで行われています。水やり、草取りは休日になるとしている方をよく見ます。そしてせっかく咲いたバラがむしり取られないようパトロールもしているのです。さらに「バラをむしり取られているのを見たら警察に連絡を」という看板まであります。(写真紛失した・・・。)

狭い、だがそれがいい

8500系

電車と言うよりかは、「バス」の方が近いです。車の内部も作りはバスに似ています。ただバスのように車輪の上に座席があるようなデコボコ感はありません。

そこから見る景色も良いもんです。沿線の人たちの生活感がわかるくらいの距離で走っているので、他の電車とは一味違う雰囲気を楽しむことが出来ます

駅ではなく「停留所」と呼び、ホームもなかなか狭いです。それが良い味わいです。他の利用客の方々ともちょっと距離が近くなった気がします。

最後に

読んでくださってありがとうございます。なんだか語ってしまいました。やっぱり電車っていいもんですね。路線によって表情が違いますからね。

もし機会があれば都電荒川線に揺られてみることをおススメします。都市圏でビュンビュン走っている路線とも、自然の中を走るローカル線とも違う素晴らしい魅力があります。

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